僕は父になって離婚した~今を生きる~

「僕のドロ沼離婚バトル」日々の苦悩や葛藤と戦いながらも希望を捨てず生きてます。

鼻眼鏡一家の思い出と、ケンカ。

週末かー。土日になるとほんとに苦しいなー。

仕事をしてればまだ気はまぎれるけど、一人でいる時間は色々と考えちゃうし。

今日は何を食べようかな・・・

 

 

そうそう。

僕は他にも2つブログを運用してるけど、無料版のはてなブログって広告邪魔ですね。

読みにくいったらありゃしない。

 

これも無料版の弊害か・・・

有料版にしないと消せないみたいだけど、どうするか迷いどころです。

 

 

さ、今日も書くことで少しでも整理して落ち着こう。

 

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~前回の最後~

笑顔で接し、悪いことは悪いときちんと子どもたちと話し合いをする。

料理も苦手ではあったけど、一生懸命作ってくれる。

そんなアンジーを僕は尊敬もしていたんだ。

仕事も家庭もほんとに楽しかったんだより

 

 

 

同じ家庭はない

世の中には一つとして同じ家庭なんてないと思う。

 

僕たちは、笑顔が溢れながらもケンカもしてきた。

ケンカがない家庭なんてあるんだろうか。 

 

長く一緒にいればいるほど、互いの嫌な部分が見えてくる。

いや、嫌な部分が見えるというよりも、お互いの思いやりが薄れてきた結果という表現が正しいのかもしれない。

 

子どもたちの成長も喜ばしいことではあるけど、教育方針でケンカとなったり、仕事で疲れていて些細なことでイライラしたりすることも多くなっていったんだ。

 

 

子どもたちに手を上げてしまった罪悪感

そして、アランやエミリーにも手を挙げてしまったこともあった。

 

ここで一つ誤解しないでもらいたいのは、暴力(DV)としつけは異なるという事。

たいがいこのように言う人は信じられないし、言い訳のように聞こえるのも当然だと思う。でも、暴力(DV)とは日常的であり、尚且つ相手(子どもたち)が怯えていたりするのであればそれが暴力となるんだと思う。

 

一応念のために言っておくけど、児童相談所とか警察沙汰とかはないからね。

ましてや骨が折れたー!とか流血とかも。

そんなんしたら完全にDVと言われてもおかしくないし。 

 

ただ、今の時代は手を上げることは即暴力と捉えがちだけどね。

 

それでも、頻繁でないにしろ手を上げてしまったことは、自分でも悪いことだと思っている。手を出すよりはださない方がいいに決まっているから。

 

手を出してしまうことは、もしかしたら思っているより多くの家庭で起こりうることかもしれない。(統計なんて出てないからその辺はわからないけど)

 

でもね。

僕は何でもかんでも簡単に手を上げたわけではない。

 

親としてダメなことはダメだと子どもにはしっかりと教えるべきであり、それがなぜダメなのかを伝えてきた。嫌な事をすることで相手はどうゆう気持ちになるのか。

もし、友達と一緒に遊ぶ時にしてしまってからでは遅いからだ。

もちろん「自分が良くても、相手が嫌だなーと感じてしまった時にはきちんと謝るんだよ」とも教えてきた。

 

それでも、手を上げてしまったことを僕は自分自身でも反省をし、子どもたちには手を上げたことについては直接謝り、なぜ怒られたのかを説明してきた。まだまだ子どもだから全てを理解することはできないのは分かっているけど、繰り返し伝えることで子どもたちは覚えていくと思っていたから。

 

しっかりと育ってほしいと思っていたから。

そんな時、子どもたちから返ってきた一つの言葉が今でも頭に残っている。

 

「さっきは叩いちゃって本当にごめんね。」

「うん」

「でも、さっきはなんで怒られていたかわかるかい?」

「・・・分かってる。」

「エミリーも〇〇で悪いことをしたからってことは分かってる。」

「ごめんなさい」

 

冷静に話し、返ってきた言葉のその時に僕は思ったんだ。

 

今までなぜ怒られたのかが分かっていないと思っていた。

だから同じことを何度も何度も繰り返すんだと。

でもそれが、少しずつ成長するにつれきちんと分かってくれていた。

 

子どもっていいね。

子どもももちろん成長するけど、親も一緒に成長していくものなんだね。

 

なんかさ。

この言葉を聞いて、もう二度と手を出すのはやめようって思ったんだ。

よほどのことでない限りはもうやめようって。

 

それからは全く手を出すことはなくなり、むしろ話をたくさんするようになった。

 

今となっては何が正しかったのかは分からないけど、家族としての絆をしっかりと持ち愛情をもって接してきたからこそ、アランとエミリーも父親としてもすごく慕ってくれて、素直で元気で笑顔いっぱいの子に成長してくれた。

 

自分でいうのも変だけど、僕たちの子どもは本当に世界で一番いい子だと思う。

僕たちのもとに来てくれて本当にありがとう。

 

 

 

ただ、夫婦のケンカも次第に多くなる

妻のアンジーも仕事を始めることになった。

マンションも買ったし、僕一人ではさすがに苦しかったしね。

 

アンジーが働き出してからは、出来ることは僕も協力するようになった。

休みにの日は子どもたちと遊び、掃除、皿洗いと。

 

それでもアンジーも家事や育児で疲れていることもあり、イライラとするときは手を上げたりもしていたけど、そこは僕がフォローに回ったり、あまりにひどければ一旦冷静になるために妻を諭すこともあった。

 

それでも、夫婦のケンカはささいなことで起こり、口論になることも度々あった。

 

実は僕はケンカは慣れていない。

 

よく「優しい」と言われることが多いが、単に怖いのだ。

高圧的に言われることにも慣れていないし。

 

妻のアンジーとのケンカは本当にささいなこと(原因なんておぼえてないくらい)で始まる。そして、責め立てるような言葉を続けてくる。

 

ましてや、以前バツイチということも書いたと思うが、前妻のことをケンカに出してくるようになった。(なぜ前妻と別れたのかの理由は聞いては来なかったし、僕もあえてそこは伝えていなかった)

 

それにも関わらず、ケンカになると

「そんなんだから、〇〇さんとも別れたんだよ!」と・・・。

 

なぜ、何も知らないのに以前の事を出されなければいけないんだ・・・。

これは今のケンカには全く関係のないのに・・・

 

 

このようなことを何度も何度も言われてくると、もうね。

反論はしたくなくなってくるんだ。

 

よく、夫婦の話し合いが大事でしょ。というが、何度となくヒステリーのような責め立てで来られると、どこかでセーブをする自分ができるようになった。

 

これ以上言うとキレるな・・・と。

 

だから、ケンカの時は反論をほとんどせず聞くだけに徹していった。

それも僕の悪かった点のひとつなんだろう。

 

すると、ケンカのあとはなかなか話しづらくなってくる。

アンジーとしては「ケンカ後はすぐに仲直りしたい」とはいうが、そうゆう雰囲気など出すわけではないし、話しかけると機嫌が悪い。

 

この悪循環が、ケンカの度に数日間は必要以上は何も話をしないという形を作っていった。