僕は父になって離婚した~今を生きる~

「僕のドロ沼離婚バトル」日々の苦悩や葛藤と戦いながらも希望を捨てず生きてます。

努力の末の「別居」という決断。

子どもたちと会えない日々が続いてるので、想像する以上に苦しいです。

これから会社は長期のお盆休みにもなるので、家にいる時間がどうしても増えてしまうので更に苦しいなー。あいつら元気にしてるのかな・・・

 

それでも乗り越えなければいけないので、出来ることを着々とやっています。

 

 

さ、今日もいきます。 

f:id:rikon883:20170701145800j:plain

~前回の最後~

スイートテンだけに関わらず、記念日っていいもんだね。

子どもたちも僕らが仲良くやってたから、喜んでたなー。
子どもは親が笑顔だと本当に喜んでくれる。
今家庭がある人は大切にしなよ。

そんな、楽しかったスイートテンも過ぎた、その翌年急展開を迎えることになったんだ。

スイートテンという節目の記念日。より

 

  

努力の末の別居という決断

その翌年も色々な場所に出かけたりしていたが、アンジーからは別居話がでてくるようになっていた。

 

だんだん月日が経つごとに、アンジーの行動も変わってきた。

事あることに「眠い」「疲れた」と。

スマホを触る頻度も高くなり四六時中触っていた。

そして、仕事の時間も増え家にいること自体少なくなっていった。

 

僕はそれでも、家族でいることが最善と思い出来る限りの努力をしてきたが、その想いも虚しく、まずは別居という形になった。

 

ただ、まだ幼い子どもたちに全てを理解しろというのは酷すぎる。

それでもそのまま何もわからないまま別居するのは、子どもたちにも良くはないだろう。そんな想いで子どもたちには、別居になることを話すことにした。

 

別居を決めるまで

子どもたちはどちらに居るのが環境的に良いのか。

子どもたち自身の気持ちはどうなのか。

 

まだ小さいから決めることは難しいだろう。
(当時は小学校に上がる直前と、小学校低学年という年齢)

それでもそこが一番大事だから、きちんと気持ちを確認することにした。

 

本当に子どもにとっては酷だと思う。

このことを聞くべきかどうか最後の最後まで悩んだし、賛否両論あるのも分かってるけど、ボクらはきちんと想いを聞くことにした。

 

もちろん、こうなったのは子どもたちの所為ではない。

完全に親の責任だ。

 

 

鼻眼鏡「アラン。エミリーちょっといいかな・・・。」

   「パパとママは一緒にはいれなくなったから、離れることにしたんだよ」

エミリー「そうなの?なんで?」

アラン「・・・。」

 

エミリー「みんな一緒がいい・・・。」

 

鼻眼鏡「ごめんね・・・。パパもそれが一番だと思う。だけどそれは出来ないんだ。」

鼻眼鏡「アランとエミリーはどっちと一緒に居たい?もちろん、どっちに行ったとしてもパパやママにも会えるから、それは心配しなくていいよ。近いから会いたいときには会う事も遊ぶこともお泊りだって大丈夫だよ。」

 

 

何度か家族で色々な会話をした。

それでも、子どもたちはまだ小さいから言う言葉が時々で異なる。

ある時は「ママと一緒がいい」、別の時は「パパと一緒がいい」と・・・。

 

僕たちは子どもたちに嫌われているわけではない。

子どもたちはどちらの両親も好きだ。

そりゃそうだ。

 

子どもにとっては、親であることは変わらない。

 

それでも決めなければいけない。

どうするのが子どもたちにとって一番良いのか。

 

アンジーは別居後、実家に戻ることを決めていた。

その実家には両親がいる。

 

 

僕は、仕事をしていてマンション住まいだ。

親と同居している訳ではない。

 

今までも家事育児は手伝ってきたので、子どもたちの面倒をみることが出来ないとは言わないが、仕事もしている以上時間も短いわけではないし、なかなか子育てを考えると、アンジーが実家に連れて別居する事が一番良いのではないか。

それが子どもたちにとって一番良いことなのではないかと・・・。

 

そんな結論が僕の中でも固まりつつあった。

 

 

そして、寝る時に子どもたちは最後に僕にこう言った言葉がある。

鼻眼鏡「ごめんな・・・。」

エミリー「大丈夫だよ!エミリーは会いに来るから!一人でも会いに来れるし!」

アラン「ボクも!」

エミリー「夏休みはたくさん遊びに来れるし、鍵使って勝手に待ってるから!(笑)」

 

本当にこの言葉が嬉しかった 。

自分たちが一番辛いくせに、こっちを心配している。

ほんとに優しい子に育ってくれた。

 

 

ただしばらく会話をしていると、突然アランが泣きだした。

アラン「やっぱり嫌だよ・・・。パパもママとも一緒にいたい!」

   「パパとかママとか決められないょ・・・」

 

エミリーもそれを見て、泣きだす。

エミリー「・・・エミリーも嫌だ・・・みんなで一緒にいたいよ!」

    「なんで別々にならないといけないの・・・」

 

僕はあまり泣くことはしない。

それでももう、僕は抑えていたものが溢れだしたかのように大粒の涙がぼろぼろこぼれた。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 

鼻眼鏡「ごめんな・・・ごめんな・・・。」

   「そうだよな。どっちかなんて選べないよな。どっちも大好きだもんな。」

 

布団の中で子どもたちを抱きしめながら、暗い話ではなく、離れるけど笑いながら明るい話をするようにした。

 

 

避けられない別居

それでも、別居は避けることはできない。

一度、アンジーとも離れてお互いがゆっくりと考えてみる時間も必要な所まできていたからだ。

 

そして、別居するにあたって子どもたちはアンジーのもとに行くことになった。

僕にとっては苦渋の決断だ・・・。

ただ、幸いなのは子どもたちと会うことは出来るということと、アンジーの実家が近くにあったことだ。

 

そして、いよいよ別居することになる。